どうも、一色です。
今回は大学生の頃から5年以上飼育しているモンテネグロダンゴムシについての
飼育方法をこれまでの勉強や飼育経験を織り交ぜながら解説していきます。
※あくまでも独学です。知識についてはネットで海外のワラダン飼育者の動画や文献を読んでみたり、SNSで情報を集めているものですので、間違いがあるかもしれませんがご了承ください。
既に飼育されている方には勿論ですが、この記事を読んで少しでもワラジムシやダンゴムシを面白いと思って貰えるように、生態の知識なんかも混ぜながら綴っていきます。
モンテネグロダンゴムシの基本情報
名称:モンテネグロダンゴムシ
学名:Armadillidium montenegro
ヨーロッパ南東部の『バルカン半島』付近に分布しているダンゴムシです。
ちなみに日本でよく見かけるオカダンゴムシはArmadillidium vulgare
つまり、同じオカダンゴムシ属で非常に近い仲間です。
見た目以外の違いでいうと、オカダンゴムシよりほんの少し小さい種になります。
オレンジ色のライン、小豆色の甲殻に白紋が映える非常に美しいダンゴムシです。
私がワラダン飼育を始めた際にマジックポーションに次いで2番目に飼育を始めた種ですが、
生で見た時の可愛さに感動した事を覚えています。
また、ワラダン界隈では定番種であり、飼育しやすい事から初心者にも人気のダンゴムシでもあります。
過去に投稿したオススメのダンゴムシ一覧でも紹介していましたね。
また、ワラダンの生態や飼育についての情報は国内よりも海外の方が多い為、
学名や海外での名称を覚えておくと、情報収集に便利です。
以上の理由から本ブログではワラダンを紹介する際には必ず学名等を記載させて頂きますので
参考にして頂けると幸いです。
モンテネグロダンゴムシの難易度について
あくまで私の主観ではありますが、これまで20種類以上のワラダンを飼育してきた経験のもと
本ブログでは各種の飼育難易度を記載させて頂きます。
新しく飼い始める際の参考にして頂ければと思います。
飼育難易度:易しい
オカダンゴムシに非常に近い仲間といった所かも察して頂けます通り、飼育のし易さはバッチリです。
強いていうならオカダンゴムシと違い、土に潜らない種なのでその点で若干繁殖力は劣りますが、
それでも十分殖えてくれるのでご安心ください。
基本を押さえて飼育をすれば間違いなく殖えます。
※飼育方法についてはあとの項目でご紹介させて頂きます。
恐らくですが、ワラダン飼育をされている方のほとんどがモンテネグロの飼育は通っているという程
見た目も込みで人気の種ですので、特にこれからワラダン飼育を始める方や、種類を増やしていきたいと考えている方にはオススメのダンゴムシです。
「ちゃんとお世話する」こと以外は特にありません(笑)
というのも全然飼育に癖がありませんからね。
基本的な飼育環境を用意すればほっといても殖えるレベルですので、
もしモンテネグロが上手く殖えない、何故か落ちてしまう…という方は
湿度高すぎ or 乾燥しすぎ、もしくは床材が古くなっているかのどれかが原因の可能性が高いです。
具体的なケースのセッティング方法については以下の記事を参考にして下さい。
土に潜らない種類なので床材は厚く敷く必要がないこと、
またその分、水苔や樹皮等シェルターになるものは多めにいれておくとGOODです。
また、餌については何でも食べますが特に葛の葉を好んで食べますので、
もし用意が出来る方は試しにあげて見てください。
あっという間に葉脈標本みたいになりますから。
勿論、テトラフィンやレプトミンだけでも飼育出来ます。
私が使っている餌を含めた、飼育アイテムについては、
以下記事にまとめております。
先ほどのケースセッティングの記事には無い情報も記載しているので
合わせてお読み頂く事をオススメしております。
ギャラリー集
樹皮の裏に密集している様子
ブルーベリーっぽさがあるような…(?)
綺麗を越えて美味しそうに見えますよね。
こんな感じで土に潜らず樹皮の下や
ハスクチップや水苔の隙間に集まります