本ブログではペット用のダンゴムシとワラジムシ
通称『ワラダン』の魅力と飼育情報について発信しております
ダンゴムシを飼育してみよう!
どうも、イッシキです。
最近常々思いますが、ワラダン飼育の知名度が着実にあがって来ていますね…
本ブログも少しずつ見て頂ける方が増えてきており、
たまにSNS等で『新しくワラダン飼育を始めようと思っています!』
といった方から飼育に関するご質問を頂く機会が増えてまいりました。
餌やケース、温度管理など、色々お話頂きますが、
中でも特に多いのが『初心者におススメのダンゴムシって何ですか?』という質問でした。
確かに今まで疑問に思っておりませんでしたが、初めて生き物を飼育する時って
種類が多くて何を飼えば良いか悩んでしまいますよね…!
という事で今回は、私が5年間飼育してきた沢山のダンゴムシの中から
『初心者にもおススメな飼育しやすいダンゴムシ』を
5種紹介させて頂きます!
新しくダンゴムシ飼育を始める方に是非
最後までお読み頂けると嬉しいです!
おススメのダンゴムシ①「マジックポーション」
まず初めにおススメするのは、ダンゴムシ飼育の定番『マジックポーション』です。
こちらは公園等でよく見かけるオカダンゴムシの色違いです。
こういった全身が白いダンゴムシというのは自然界でもごく稀に生まれるのですが
先人のダンゴムシブリーダーが、その白いダンゴムシを累代飼育し、
白いものだけを選別して何代も飼育した結果
この体色が固定化され、現在広く普及しているマジックポーションが生まれました。
要するにダンゴムシの品種改良です。野菜以外にもあるんです。
という事で元がオカダンゴムシの本種。
当たり前ですが、よく育ち、よく殖えます。
私が初めて飼育したダンゴムシはこちらでしたが、飼育半年くらいで数百匹まで爆殖しましたね。
元は外来種ですが、日本の気候に定着しているので、
気をかけなくてもすくすくと育ちます。
また、単純に見た目がノリたまみたいで可愛いので、
文句なしの初心者おススメのダンゴムシになります。
おススメのダンゴムシ②「パンダキング」
次におススメするのは「パンダキングダンゴムシ」です。
こちらはマジックポーションと違い、ネッタイコシビロダンゴムシの仲間です。
実際に見てもらうと分かり易いのですが、普通のダンゴムシに比べて平べったいのが特徴です。
写真からでも腰回りが外に広がっているのが分かりますよね。
ネッタイコシビロダンゴムシ属は癖が強い種が多い気がするのですが、
パンダキングに関しては別で、オカダンゴムシに負けじと殖えます。
強いて言うならマジックポーションよりは一回り小さいので、
小ぶりな生き物が好きな方には特に気に入って頂けるのかなと思います。
育て方も特に変わらない上、このシマシマの見た目が本当に可愛いので
初めてのダンゴムシ飼育の相手としても、おススメです。
おススメのダンゴムシ③「アルマジロオフィシナリス」
続きまして、ちょっと風変わりな3種類目「アルマジロオフィシナリス」です。
先ほどのパンダキングとは打って変わって大型の種です。
私が知っているダンゴムシの中では最大種で、他のダンゴムシの二回りくらいは大きくなります。
迫力のあるダンゴムシが好きな方にはおススメの種ですね。
ちなみに私が今一番推しているダンゴムシはこの子達です。
というのも、繁殖力はそこそこなものの、かなり生命力は強く
ケースから脱走してタンスの裏でカピカピになっている以外では
死んでしまっているのをほぼ見た事がないほど丈夫な体を持っております。
また、大型の割に慎重な性格で、人が触れるとすぐに丸くなるのが凄く可愛いんですよね。
体は大きいけど、心優しい巨人。そんなイメージが合います。
繁殖力が高くないことも、裏を返せばゆっくり育てられるメリットでもあります。
(めちゃくちゃ殖えるとむしろ困ってしまう場合もありますからね…)
という事で、「沢山のダンゴムシというより、種類を抑えてのんびり飼育したい」方に
おススメのアルマジロオフィシナリスでした。
おススメのダンゴムシ④「モンテネグロダンゴムシ」
お次はオカダンゴムシ界のビューティー担当「モンテネグロダンゴムシ」です。
こちらはマジックポーションと同じくオカダンゴムシの仲間になります。
おススメする理由はやはりその美しさ。
初めてこの子達を見た時には
「こんなに綺麗なダンゴムシが世界に存在したのか」と
感動したのを覚えています。
飼育の難易度についても優しく、繁殖力も高いです。
マジックポーションに比べると土に潜る習性が弱い為か、少しだけ繁殖力に劣る所はありますが
それでもこの美しさがありますから、飼育して損は無いかと思います。
という事で、ダンゴムシ沼にハマりたい方にはおススメの「モンテネグロダンゴムシ」でした。
おススメのダンゴムシ⑤「ペラッカエ(サメハダダンゴムシ)」
最後は渋いフォルムに定評がある「ペラッカエ(サメハダダンゴムシ)」です。
こちらは今回紹介する中で初のハナダカダンゴムシの仲間です。
よく見ると頭の先にとがった鼻の様な部分がありますよね。
ハナダカダンゴムシの大元はオカダンゴムシのグループなので、やはり飼育し易く、
マジックポーションにも引けを取らない勢いで爆殖します。
飼育の注意点でいうと、乾燥させない事で
この種は環境がハマるとマジでありえないくらい子供を産むので
ケースの空気孔は少なめにして、湿度を保てるようにしましょう。
また、今回初心者におススメとさせて頂いた理由は繁殖力の他に、
この渋い見た目と「サメハダダンゴムシ」というイカしたネーミングにあります。
(ペラッカエの呼称のが有名ですが、サメハダダンゴムシの方が私は好きです)
ここまで可愛いダンゴムシが続いた中で、唯一カッコいいが強めなダンゴムシ。
知名度もそこまで高くない事から、本種を飼育していると聞くと
「お、ダンゴムシ通っぽいぞ」と思われます。(※完全に個人的な意見です)
このゴツゴツした感じが個人的にはかなり好きなんですよね…。
という事で最後は、ちょっとこの人ハイセンスだなと思わせられる(?)
サメハダダンゴムシでした!
まとめ
ここまで初心者におススメなダンゴムシを紹介させて頂きましたが、いかがでしたでしょうか?
勿論、この他にも初心者向けのダンゴムシは沢山いますし、
癖は強いものの紹介したい美しいダンゴムシ達はまだまだいます。
この記事をきっかけにダンゴムシ飼育により魅力を感じて頂ければ嬉しいです。
ちなみにですが、ワラジムシ飼育も奥が深くて楽しいですよ…!
ここまでお読み頂き、有難う御座いました!
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