どうも皆様、一色です。
今回は大学生の頃から5年以上飼育しているダルメシアンクマワラジムシについての
飼育方法をこれまでの勉強や飼育経験を織り交ぜながら解説していきます。
※あくまでも独学です。知識についてもネットで海外のワラダン飼育者の動画や文献を読んでみたり、SNSで情報を集めている程度ですので、間違いがあるかもしれませんがご了承ください。
既に飼育されている方には勿論ですが、この記事を読んで少しでもワラジムシやダンゴムシを面白いと思って貰えるように、生態の知識なんかも混ぜながら綴っていきます。
ダルメシアンワラジムシの基本情報
名称：ダルメシアンクマワラジムシ
学名： Porcellio laevis
種類としてはクマワラジムシの色彩変異個体となります。
海外ではDairyCow(乳牛)と呼ばれる事が多い様です。
ワラダンの生態や飼育についての情報は国内よりも海外の方が圧倒的に多い為、
学名や海外での名称を覚えておくと、情報収集に便利です。
以上の理由から本ブログではワラダンを紹介する際には必ず学名等を記載させて頂きますので
参考にして頂けると幸いです。(※間違ってたらごめんなさい)
ダルメシアンクマワラジムシの飼育難易度について
あくまで私の主観ではありますが、これまで20種類以上のワラダンを飼育してきた経験のもと
本ブログでは各種の飼育難易度を記載させて頂きます。
新しく飼い始める際の参考にして頂ければと思います。
飼育難易度：やさしい
元がクマワラジムシだけあり、非常に丈夫で、繁殖力が高いです。
私は20匹程度から飼育を始めたのですが、半年もすれば数えきれないほどに繁殖いたしました。
累代も兼ねておよその匹数を数えてみておりますが、
これまでで大体4000匹以上は繁殖させてます。
透き通った白色のボディに黒の斑紋がとても可愛らしく、初めてワラジムシを飼育する方にはオススメの種類となります。
ワラジムシのイメージが変わりますよ…本当に。
ダルメシアンクマワラジムシの生態について
特徴：大きい・丈夫・綺麗・多種多様な柄・よく潜る
普段公園で見かけるワラジムシに対して、色も大きさもかなり違う為、初めて実物を見た際には感動するかと思います。
私も数年前までは近所でワラジムシやダンゴムシにそんなに種類やカラーバリエーションがあるとは知らなかった為、ダルメシアンクマワラジムシを初めて見た時には『こんなに綺麗なワラジムシがいるのか』と衝撃を受けました。
特に上記にある「よく潜る」という特徴は飼育のしやすさにおいてかなり重要です。
というのも土に潜るか潜らないかで、ワラジムシ達の居住スペースの広さに大きな差が生まれるからです。
潜ってくれる種であれば、深く土をいれるほど彼らの活動範囲が増え、
飼育ケース内に生活出来る数が多くなる為です。
繁殖力が高い理由にはこの習性も大きく関係するかと思います。
その為、彼らを飼育する際には土は深めに敷くのをオススメ致します。
私は今、深さ約7㎝まで敷いております。
ケースは高さ16×横20×縦25㎝のもので、このケースだけでも数百匹は飼育可能と思われます。。
また、より詳細な飼育方法については、以下記事にまとめております。
私が使用している餌や床材の紹介もしておりますので、合わせてお読み頂くと
飼育知識が更に深まりますのでオススメです。
飼育方法の解説とはそれてしまいますが、個人的にダルメシアンクマワラジムシを飼育する際に
是非注目して頂きたい点は、柄の多様性です。
ポケモンのパッチールの様に、黒の斑紋が個々で違い、また斑紋の数も異なります。
特に斑紋が少ない種と多い種で振り分けて累代飼育をする事で、
より真っ白に近いワラジムシを繁殖させる事も可能です。
本記事のサムネイルに載せている子はだいぶ白めの子ですね。
斑紋が小さいと美しい印象を受けますよね…品があるというか…
大体6,7世代くらいの累代をしていくとほぼ真っ白のワラジムシが生まれてきます。
(もはやダルメシアンと呼ぶべきかどうか悩ましいですが)
入門種でありながら、奥が深い…
それがダルメシアンクマワラジムシです。
ギャラリー集
樹皮の裏を見ると大体いつもこんな感じ。
癒し…。
人参やキュウリに集まるダルメシアン達。
野菜は大体なんでも食べるので料理の際に
余った切れ端はほぼ与えてます。
