WARADANLOG(ワラダンログ)

ダンゴムシ・ワラジムシの専門ブログです。

ダンゴムシのテラリウム飼育は可能?飼育方法・メリットデメリットを解説

本ブログではペット用のダンゴムシとワラジムシ
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この記事はおよそ7分でお読み頂けます

ワラダンをおしゃれに育てる『テラリウム飼育』

どうも、一色です。

日課の情報収集中、ダンゴムシ副業の噂に続き、またも興味深い記事を発見しました。

それは『ダンゴムシのテラリウム飼育』です。

テラリウムといえば綺麗なガラス容器の中に植物育てるとか
めちゃくちゃ凝ったレイアウトの水槽の中を泳ぐ熱帯魚のイメージがありましたが
どうやらそれをダンゴムシ飼育に活かす方法があるらしいです…

その為、今回は特にダンゴムシ愛好家の皆様へ向けた記事になりますが
ダンゴムシのテラリウム飼育方法やメリットデメリットについて
徹底的に調査して来たので、よろしければ続きをご覧ください。

そもそも『テラリウム』とは

そもそもテラリウムとは、
ガラスなど光が通る密閉された透明なケースの中で
陸上の生き物を育てる方法のことを言います。

この時に入れる生き物については植物のみか
もしくは植物と一緒に観賞魚を入れるパターンが主流です。

似た用語にハーバリウムというものがありますが、こちらの場合は容器内に生きた状態のものを使用せず、ドライフラワーの様な水分を抜いた植物を使用します。
こちらは生物飼育ではなく、完全な鑑賞目的のインテリアという事ですね。

また、テラリウムは中で飼育する生き物において呼称が変わり、
一般的なテラリウムの他に苔を育てるコケリウム、観賞魚を育てるアクアテラリウム、カエルやトカゲ等熱帯生物を飼育する為のパルダリウム…

ちなみにダンゴムシを飼育する際にはまだ呼称が決まっていないので
ダンゴリウムと呼ぶことにしましょう。

テラリウム飼育で用意するもの

以下の5つの物を用意する必要があります。

①テラリウム用容器

テラリウムと言うとガラス製の容器をイメージしますが、透明であればプラスチックでも問題ないようです。

一応、ガラスとプラスチックで飼育環境に影響差が出るのか調べましたが、ケース自体の耐久性や軽さなどの差がある程度、中の生物にとっては特に差は無さそうです。
とはいえテラリウムと言えば綺麗なガラスの容器を使った方が見栄えは間違いなく良いと思いますので、デザインに拘るならガラス容器、特に無ければプラスチック容器がおススメです。

ちなみにプラスチック容器であれば、少々大きいですが過去記事で紹介した
ダイソーの透明収納ケースもおススメですのでよろしければこちらの記事もお読みください。

②テラリウム用床材

ダンゴムシ飼育にはかかせない床材ですが、こちらもテラリウム飼育の場合には
テラリウム用のソイルを使用するのがおススメです。

口コミ評価が高く、かつダンゴリウム使用者で多かったのがこちら。

魚用のソイルを使う事で、水にひたしてもぐちゃぐちゃになりにくく、通気性を確保しながら糞等の分解作用を期待出来ます。安定した土壌を保つ為には保湿性と通気性が不可欠ですので、そう言った意味ではテラリウムソイルはダンゴムシ飼育に適している気がします。

腐葉土などと違いソイルそのものが餌にはならないので別途餌の管理は必要ですが
逆に栄養過多でコバエやダニが発生することが無いのは大きいメリットになります。

③餌

餌については通常飼育と同様に与えてあげて問題ありません。

テラリウム飼育の場合は土をなるべく汚さないようにボトルのキャップ等で別途餌皿を用意して与えてあげると環境が汚れにくい為、特にテラリウムではおススメです。

また、腐葉土飼育と異なりしっかり与えないと餌不足になってしまうので日々のお世話を忘れない様にしてください。

餌兼シェルターとして、ダンゴムシが好物の枯れ葉を置いてあげるとより安心です。

通常飼育の餌ですが、私が使用しているのは魚用餌のテトラフィン、レプトミン。
またラビットフードも栄養豊富で人気がある様で、評価が高いのがコチラ。

④テラリウム用シェルター

テラリウムの場合のシェルターでは、インテリアとしてビジュアルを重視する形の飼育になる為
水苔、枯れ葉等を入れる場合が多いです。

また、容器としても大きいものよりも小さいものの方が管理がしやすくなる為、樹皮を入れる場合にも
比較的に小さい樹皮を入れる事になると思います。

よく使われているものや口コミの良いアイテムはこちらになります。

テラリウム飼育のメリット

ダンゴムシのテラリウム飼育のメリットはこちらになります。

自然に近い環境で活動するダンゴムシ達を愛でられる

これがテラリウム飼育の醍醐味ですね。

苔や植物を敷いて育てるので、非常にインスタ映えする映像が見られます。
YouTubeSNSで検索してみると本当に美しいダンゴムシ達が出てきます。

私がテラリウム飼育を導入したい一番の理由はやはりこちらです。

インテリアとしての魅力がある

これは特に家族や恋人と暮らしている方向けにはなるかもしれませんが、
テラリウム自体が定番のインテリアですので、お部屋の雰囲気を壊さずに
オシャレにダンゴムシ飼育を楽しめます。

例え虫嫌いの同居人がいたとしても、インテリアの一部であれば
多少は不安が解消されるかもしれません。
もしかしたら、テラリウム飼育の美しさからダンゴムシが好きになる可能性もありますよね。

メンテナンスが楽になり、飼育環境を安定させられる

テラリウム飼育ではそれ自身が餌になるような床材を使わない為、
汚れたりコバエやガが非常に発生しずらいです。

また、ケースの掃除ではダンゴムシ達の糞を取り除くだけになるので、
床材の総入れ替えの頻度が減り、メンテナンスも楽になります。

更に、苔等を一緒に入れて飼育する為、苔の調子を見ながら環境の良し悪しを把握できる為、
ダンゴムシ達への影響や被害が大きくなる前にケースのメンテナンスをする事が出来ます。

テラリウム飼育のデメリット

ダンゴムシのテラリウム飼育のデメリットはこちらです。

環境管理が少々難しい…かも…

テラリウム飼育では床材が餌にならない為、
餌を適宜用意してあげないと栄養不足に陥ってしまいます。

また、腐葉土に比べると通気性が高い分、霧吹き等日々のこまめなお世話を怠ってしまった時に、中のダンゴムシ達に影響が出やすい為、特に初めてダンゴムシを飼育する方だと通常飼育に比べて管理が難しいかもしれません…。

逆に言えば、日々のこまめなお手入れさえこなしさえすれば
ダンゴムシ達にとっても飼育者にとってもメリットが沢山ある飼育方法ですので

挑戦してみる価値は大いにあるのではないかと思います…!

まとめ

今回はダンゴムシのテラリウム飼育についてご説明させて頂きました。

ダンゴムシのテラリウム飼育は、より自然に近い環境で飼育出来るため
しっかりと安定した環境を用意出来ればダンゴムシ達にとっても快適に過ごせる様になる他
飼育者にとっても、ダンゴムシ達かわいらしい姿と活発な動きをより楽しく観察する事が出来ます。

ここまでお読み頂き、誠にありがとうございました!
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